HILLSIDE SHIMAZUYAMA新築工事
設計担当者コメント
城南五山のうちの一つとして知られる島津山の足元に建つ企業の社員寮になります。建設地は地盤も良好な地域ではありますが、昨今の地震なども考慮し頑強な鉄筋コンクリート造(杭施工)として設計を行いより安心できる構造体となっています。建物の外観形状は多くの社員に住居を提供したいという建築主様のご要望にお答えし、最大限のボリュームで設計を行ない外観のデザイン性も損なわず、近隣の住環境にも極力配慮した形状となりました。
また、仕上げでは良好な街並みに馴染むよう品位のあるタイルを選定し、最上階部分にはアクセントとなるアルミパネルを選定したことで控えめながらも主張のある外観となり、高級住宅地の島津山に恥じない瀟洒な建物となりました。
設計担当 加瀬和之
施工担当者コメント
鉄筋コンクリート造5階建ての社員寮です。一部ベランダ柱とボーダー部分には杉板本実のコンクリート打ち放しを施工し、外観のタイル、ガラス手摺とも相まってお施主様の好みに合わせることが出来ました。建物形状がひな壇状になっているので３階、４階、５階はルーフバルコニーとしても使用できます。
最上５階の外壁とエントランス庇には、ブラック焼付塗装のアルミパネルを使用しており他にない個性的な外観となりました。また、電源引込用の支柱には300mm×300mmの亜鉛メッキ仕上げのH鋼を使用することでデザイン性をアップしました。
施工担当 桜井健一