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おかげさまで創業80周年

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座談会/100周年に向かう意気込

建築という息の長い「ものづくり」に携わり、地域に生かされて80年を迎えた岡建工事。2003年4月には岡本博副社長も誕生し、新生・岡建の息吹が聞こえてきた。伝統と時代に合わせた新しいものを取り込み、発展していく「岡建」は、どこに向かうのだろう。岡本副社長を司会に、90周年、100周年と次の時代を担う若手幹部、社員の6人に今後の岡建工事のあるべき姿について話し合ってもらった。

座談会メンバーはこちらをご覧ください。

これからの岡建を語る

岡本 80周年を迎え、これからの岡建のあるべき姿について話し合っていきたいと思います。まず、現在の仕事に対するモチベーションの高め方、仕事に対する情熱の保ち方の秘訣について聞きます。

清水 現場での悔しい思いが、モチベーションを高める大きな要素になっています。建物を建てる工程で難しい場面になったら、『絶対に失敗しないぞ』という気持ちになります。竣工引き渡し時に、お客さまの「ありがとう」の一言で頑張れますからね。

今城 私もお客さまからの最後の一言は大きいですね。結局、お客さまに喜んでもらうのが一番の動機づけになりますから。

杉山 やはり竣工した時にモチベーションは高まります。お客さまに「ありがとうございます」と言われた時が一番嬉しいです。

大山 構造を担当する私は、竣工の場面に立ち会う機会が多くありません。ただ、骨組みが見える状態の上棟式でお客さまと会った時に、「しっかりした骨格ができた」「きれいにコンクリートが打ちあがった」と言われた時が何よりも嬉しいです。

大切にしたい祭儀の”精神“

岡本 地鎮祭や上棟式、引渡式とか、私はいろいろな意味があると思っています。皆さんはその意義をどう捉えていますか

清水 最近では若いお施主さまの新築物件など、古いしきたりとして儀式的な行事を好まないケースも増えてきています。ただ、現場としては、骨組みの工事から仕上げの工事にかかる上棟式というのは大きな節目ですから大切な意味をもっています。

大山 地鎮祭(※1)から上棟式(※2)、落成式まで我々は自然を相手にしているわけです。建築は生き物であり、昔は木材など自然のものを使い、工事も天候など自然に左右されていました。上棟式は、骨組みを立てさせてもらい「ありがとう」と神様に感謝する儀式ですから。上棟式は、お施主さまが職人さんに「ご苦労さま。これからもまた竣工まで頑張って下さい」ということですからね。

※私どもにとって、式典には次のような想いがあります。1)地祭り(地鎮祭)は、工事をはじめるにあたり、無病息災を願い気持ちを引き締める場 2)上棟式は、棟上げの無事を感謝し、お施主さまを囲んで職人の引継を披露する場

岡本 時代が変わってきても、家をつくる仕事としては、これらは伝えていかなければならないものですし、お客さまにものづくりを本当に楽しんでもらうようにしないといけないと思います。お客さまに楽しんでもらっているでしょうか。

松本 お客さまは図面を見ただけではわからないですから、現場に来てもらって「イメージ通りですか」と確認しています。お客さまは多くの場合これまで努力して貯えてきた資金を家に託そうとするわけですから、我々は1日も早く信頼関係を築き、ものづくりの楽しさをうまく伝えていかなければならないと思います。

小林 建築は単にものをつくるだけではなく、お客さまの夢をかたちに表わすものだと思います。そのためには信頼関係が大事で、不安を与えないように誠意をもって接していかなければならないと思います。